金木犀がそこかしこから香る季節になってきましたね。
窓を開けていると、良い香りが風に乗って入ってきて良い気持ちです。
今週はいよいよサントリーホールでのプロムナードコンサートに出演いたします。
10/8(木)12:15ー12:45です。
久しぶりのサントリーのオルガンは、やはりフランスの響きを再現するのに
ピッタリなオルガンだなあと感じました。
そこで、フランスのエスプリたっぷり、フレンチプログラムでお楽しみ頂きます!!🇫🇷
・マルシャン:グランディアローグ
・ヴィエルヌ:ナイアード(水の精)
・ヴィドール:ゴシック交響曲より第2楽章 アンダンテソステヌート
・ヴィドール:オルガン交響曲第5番より第5楽章 トッカータ
このコンサートはサントリーホールメンバーズクラブの会員様限定ですが、
このメンバーズクラブには入会費無料、当日でも入会可能、ということですので、
どうぞ皆様足をお運びください。
▼マルシャンはブルボン王朝の時代に活躍したオルガニストで、バッハにも知られていたほどの活躍っぷりでした。当時の華やかな宮廷音楽を思わせる、ゴージャスなオルガン音楽です。
▼2曲目以降、時代は一気に下って、19世紀末から20世紀初頭に活躍した「オルガン交響楽派」の作曲家ヴィエルヌとヴィドールの作品をお届けします。
ナイアードとは「水の精」のことですが、無窮動で爽やかな音色で演奏します。まるで水辺を飛び回る精霊たちの姿を思い起こさせる、素敵な一曲です。
▼ヴィドールのアンダンテソステヌートは、私がヴィドールの作品の中でも最も愛している作品です。とにかく美しい!!!サントリーホールオルガンの美しいフルートの音色に酔いしれて頂きたく選曲しました。
▼そして最後は有名曲のトッカータ。実は高校生の頃からの憧れの曲でしたが、なぜか弾く機会がなく、今回初お披露目です。
少しでもスカッとした気分で帰途についていただけるように、張り切って演奏したいと思います。
皆様、それではサントリーでお会いしましょう!!お待ちしております。
↓最後、移動する鍵盤を間違えた…
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